外壁塗装の屋根塗装費用相場は?塗り替えのタイミング・塗料の選び方

外壁塗装の屋根塗装費用相場は?塗り替えのタイミング・塗料の選び方

外壁塗装の屋根塗装費用相場は?塗り替えのタイミング・塗料の選び方

 

外壁塗装のために、家全体に足場をかけますので、屋根塗装を同時に施工することをお勧めします。
しかし、外壁塗装と屋根塗装の同時施工となると、費用も気になりますよね。

 

そこで、ここでは屋根塗装の費用相場をご紹介!
併せて屋根塗装の必要性や塗り替えのタイミング、塗料の選び方などについてもご紹介します。

 

外壁塗装の屋根塗装の費用相場

 

外壁塗装の屋根塗装費用相場は?塗り替えのタイミング・塗料の選び方

 

屋根塗装の費用相場は、屋根の種類、塗料の種類によって異なります。
まずは、日本の一般住宅で使われる屋根の種類についてみていきましょう。

 

あなたの家の屋根は何製でしょうか?

 

金属製屋根

 

外壁塗装の屋根塗装費用相場は?塗り替えのタイミング・塗料の選び方

 

金属製の屋根と聞いてイメージするのはトタン屋根ですよね。
トタン屋根価格が安いですが、耐久性が低く最近ではあまり使われなくなりました。

 

金属製の屋根で人気なのは、「ガルバニウム鋼板」です。
既存の屋根の上から重ねて補修するカバー工法でもよく使われる素材の屋根です。

 

スレート屋根

 

外壁塗装の屋根塗装費用相場は?塗り替えのタイミング・塗料の選び方

 

価格が安い、耐久性が高いといいとこ尽くしのスレート屋根。
防水性は金属製の屋根に劣りますが、軽いので自信大国日本では重宝されている屋根材です。

 

セメント製屋根

 

外壁塗装の屋根塗装費用相場は?塗り替えのタイミング・塗料の選び方

 

セメントと骨材で作られたモルタルの「圧型スレート瓦」やセメント量が少ない「コンクリート瓦」などのセメント製の屋根はカラーバリエーションが豊富で、様々なデザインを選べる屋根です。
防水性は低くカビ、コケが発生しやすいため、定期的なメンテナンスが必要なところがデメリットです。

 

粘土製屋根

 

外壁塗装の屋根塗装費用相場は?塗り替えのタイミング・塗料の選び方

 

粘土製の屋根とは、いわゆる「日本瓦」です。
耐久性が非常に高く、その耐久性は100年以上とも言われています。

 

メンテンナンス不要な瓦ですが、1枚2キロもあるので耐震性が低いことがデメリットです。
また、初期費用もかかるため、最近では日本瓦を使う住宅は少なくなってしまいました。

 

外壁塗装の屋根塗装の費用相場一覧

 

では次に、屋根塗装の費用相場をみていきましょう。
一般の住宅で主に使われている、「金属製屋根」「スレート屋根」「セメント瓦」の3種類とそれぞれの塗料の違いによる費用相場をまとめました。

 

金属製屋根の屋根塗装の費用相場

 

坪数 ウレタン塗料 シリコン塗料 フッ素塗料
20坪 18〜20万円 18〜22万円 33〜45万円
30坪 27〜30万円 27〜33万円 49〜67万円
40坪 36〜40万円 36〜44万円 65〜89万円
50坪 45〜50万円 45〜55万円 82〜111万円

 

スレート屋根の屋根塗装の費用相場

 

坪数 ウレタン塗料 シリコン塗料 フッ素塗料
20坪 15〜20万円 18〜25万円 33〜45万円
30坪 22〜30万円 27〜37万円 49〜67万円
40坪 30〜40万円 36〜50万円 65〜89万円
50坪 37〜49万円 45〜62万円 82〜112万円

 

セメント瓦の屋根塗装の費用相場

 

坪数 ウレタン塗料 シリコン塗料 フッ素塗料
20坪 18〜20万円 23〜25万円 30〜35万円
30坪 27〜30万円 34〜37万円 46〜52万円
40坪 36〜40万円 46〜50万円 61〜70万円
50坪 45〜50万円 57〜62万円 77〜87万円

 

いかがですか?

 

平均的な30坪のお宅で考えると、耐久性の高いシリコン塗料を選んでも30万円前後で屋根塗装をすることができます。
屋根は住んでいても見えない部分なので、必要性を感じにくいですが、別の機会に屋根塗装のためだけに足場をかけるとなるとさらに費用は高くなってしまうので、外壁塗装との同時施工が非常におすすめなんです!

 

外壁塗装の屋根塗装費用相場の内訳

 

外壁塗装の屋根塗装費用相場は?塗り替えのタイミング・塗料の選び方

 

屋根塗装の費用の内訳はどのようになっているのでしょうか?
一般的な費用相場の内訳をみていきましょう。

 

屋根塗装の費用相場内訳

 

塗装前工事
  • 足場設置(外壁塗装と同時の場合は不要)
  • 高圧洗浄
  • 下処理(ケレン)
  • 養生
  • 飛散防止シート設置

 

塗装工事
  • 下塗り
  • 中塗り
  • 上塗り
  • 縁切り

 

基本は外壁塗装の内訳と同じです。
屋根塗装だけを依頼した場合は、これに加えて諸費用(ゴミ処理等)などもかかりますが、外壁塗装と同時ならこういった費用も重複しないのでお得です。
また、防水仕上げ(トップコート仕上げ)など追加するとその分費用は追加されます。

 

外壁塗装の屋根塗装費用が変わる塗料の種類

 

外壁塗装の屋根塗装費用相場は?塗り替えのタイミング・塗料の選び方

 

屋根塗装の費用は、塗料の種類によって大きく変わります。
そこで、屋根塗装に使われる塗料についてみていきましょう。

 

アクリル系塗料

 

アクリル系塗料は、少し前まで最もよく使われてきた塗料です。
低価格で種類も多いですが、耐久性が5年と短く、現在はほとんど使われることない塗料です。

 

ウレタン系塗料

 

ウレタン系塗料は塗りやすい塗料として使われてきましたが、耐久年数は7〜10年。
また、アクリル系塗料ほど安くもないので、あまり使われていないのが現状です。

 

シリコン系塗料

 

現在使われる塗料の最もスタンダードといえるのが、シリコン系塗料です。
耐久年数は10〜15年なので、次回塗り替えの時期まではしっかりその効果を発揮してくれます。

 

シリコン系塗料の一番のメリットは、「汚れにくい」ということ。
屋根のように常に雨風などにさらされる部分にはもってこいの塗料なのです。

 

フッ素系塗料

 

フッ素系塗料の一番のメリットは、耐久年数が15〜20年と「耐久性が長い」ことです。

 

ただし、非常に高価なので、一般住宅の屋根塗装で選択する人はあまりいません。

 

ラジカル塗料

 

ラジカル塗料は2015年に発売された新しい塗料です。
耐久年数は14〜16年とシリコン系塗料よりも長いですが、価格はシリコン系塗料とほとんど変わらないため、今人気の塗料です。

 

遮熱・耐熱性塗料

 

上記の塗料の中には、遮熱性、耐熱性のある塗料もあります。
通常の塗料よりもワンランク上の塗料です。

 

外壁塗装の屋根塗装の費用相場は?塗り替え目安と優良業者の選び方

 

断熱塗料は、塗料に熱をためることで建物内への外気の影響を抑え、遮熱塗料は紫外線を跳ね返すことで建物内への外気の影響を抑えます。
外壁よりも屋根の方が紫外線の影響を受けやすいので、日差しが強い地域や冬非常に寒い地域などは、こういった機能性塗料を選択することもおすすめです。

 

また、自治体によっては条件を満たす遮熱・断熱塗料を使うことで補助金や助成金が下りる場合もあるので、ぜひ選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?

 

屋根塗装の塗料を選ぶポイントは?

 

外壁塗装の屋根塗装費用相場は?塗り替えのタイミング・塗料の選び方

 

屋根塗装の塗料を選ぶポイントは、”何を優先するのか”が重要です。

 

初期費用を抑えたい場合は、アクリル塗料が最も安いです。
高価なフッ素系塗料と比べるとその価格は半額といってもいいほどです。

 

しかし、アクリル系塗料の場合、耐久性が5年と短いため、頻繁に屋根塗装でメンテナンスをする必要がでてきます。

 

フッ素系塗料を選択すれば、15〜20年の耐久性があるので、初期投資は高くなってもその後のメンテナンスに費用がかからなくなります。

 

シリコン塗料やラジカル塗料が人気なのは、10〜15年という十分な耐久性をもちながら、価格もフッ素系塗料ほど高くないことです。
より長持ちさせたいのであればフッ素系塗料を、短いスパンでメンテナンスでもいいから今出すお金を安くしたいという場合はアクリル塗料を。
何を優先するかで選ぶことで失敗のリスクを避けることができます。

 

ですが、マイホームは30年、40年と長く住む人がほとんどですよね。
屋根塗装の塗料を決める際は、初期費用の安さだけでなく、長いスパンで屋根塗装の費用について検討することをおすすめします。

 

そもそも外壁塗装の屋根塗装は必要なの?

 

外壁塗装の屋根塗装費用相場は?塗り替えのタイミング・塗料の選び方

 

屋根は普段目につかないところなので、必要なのかどうか悩む方もいるでしょう。
いくら外壁塗装と同時施工がお得といっても、数十万円高くなってしまうので慎重に決断したいですよね。

 

屋根塗装は、美観をよくするための工事ではなく、屋根の劣化を防ぐ、長持ちさせることが目的です。
屋根塗装をすることで、屋根の耐久性を伸ばすことができるのです。

 

では屋根塗装をしなかった場合、どのような弊害が起こるのでしょうか?

 

雨漏りが発生する

 

外壁塗装の屋根塗装費用相場は?塗り替えのタイミング・塗料の選び方

 

屋根は家の中でも劣化しやすい環境にあります。
雨、雪、風等に加え、強い紫外線も当たります。
もちろん、その分耐久性の強い素材が使われていますが、屋根に限らず建物はいつか劣化してしまうものです。

 

そんな劣化を放置してしまうと、雨漏りが発生してしまう場合があります。
雨漏りが起きるような屋根の劣化がある場合、屋根塗装では補修しきれず。屋根の張り替え等の工事が必要になってきます。
屋根塗装をするよりも高い費用がかかりますので、定期的なメンテナンスで大きな劣化を防ぐことが、屋根を長く使コツとなるのです。

 

屋根塗装が必要か否かは、専門の方に見てもらう必要がありますが、必ずしも既定の耐久年数での屋根塗装が必要というわけでもありません。
我が家の外壁塗装の現地調査の際にも屋根をみていただきましたが、屋根はきれいでまだしばらく塗装の必要はないといわれたので工事はしませんでした。
(外壁塗装は17年前、屋根は10年前に工事をしており年数に差がありました)

 

ですので、外壁塗装をする際は、「屋根塗装も必要であればする」くらいのスタンスで良いかもしれません。

 

ただし、逆に環境によっては耐久年数より早く劣化が起きている場合もありますので、10年たってないから…など、年数ばかりにとらわれず、屋根の現状をみてもらってから決めることをおすすめします。

 

遮熱性・断熱性が低下する

 

外壁塗装の屋根塗装費用相場は?塗り替えのタイミング・塗料の選び方

 

遮熱・断熱効果のある塗料もありますが、普通の塗料にも遮熱性、断熱性はあります。
ですが、劣化が進むとともにその効果はさらに薄れ、室内に外気の熱が伝わりやすくなってしまいます。
すると、エアコンも冷房は低い温度、暖房は高い温度で設定しなければならず、電気代も高くなってしまいます。
エアコンがききにくい…という場合はもしかしたら屋根の劣化が原因で外気の影響を受けているのかもしれませんね。

 

また、熱だけでなく湿気も入り込み、カビの温床となるリスクもあります。
こうなると屋根の劣化だけでなく家自体の構造の劣化にもつながってしまいます。

 

屋根塗装は屋根を守り、そして家を守るためにも必要なメンテナンスの一つです。
大切な我が家に長く住むためにも定期的なチェック、屋根塗装を心がけましょう!

 

外壁塗装の屋根塗装が必要とされる目安は?

 

外壁塗装の屋根塗装費用相場は?塗り替えのタイミング・塗料の選び方

 

屋根塗装が必要とされる目安についてご紹介します。

 

チョーキング現象が発生している

 

外壁塗装のタイミングとしても目安になるチョーキング現象。塗膜が劣化し粉になっており、触ると白い粉がつく現象です。
この状態の塗膜には、雨風や紫外線から屋根を守る力が衰えているということですので、屋根塗装が必要となります。

 

コケ、カビ、藻が発生している

 

こちらも外壁塗装のタイミングの目安と同じ、コケやカビ、藻の発生です。
屋根は日光にあたっているため発生しにくいように感じますが、つなぎ目部分など部分には発生します。

 

また、屋根のコケやカビ、藻は、防水性が低下している証拠でもあります。
雨漏りなどの大きな被害につながる前にできるだけ早く、屋根塗装をする必要があります。

 

屋根が割れている、浮いている

 

屋根がひび割れていたり、浮いてしまっている場合にはより早く屋根の劣化が進みます。
また、本来の防水性も発揮されていないので、塗膜の劣化だけの場合と比べ、家自体に影響を及ぼすリスクも高くなります。

 

屋根にひび割れや浮きがあった場合には、早急に補修が必要です。

 

屋根の劣化を放置すると塗装だけでは済まないことも!

 

チョーキング現象やコケ、カビ、ひび割れなど、屋根の劣化がわかったら、なるべく早く屋根塗装をしましょう。
劣化した屋根を放置しておくと、屋根塗装だけではなく屋根工事が必要になることがあります。

 

屋根の劣化を放置していると、屋根塗装だけでは補修しきれなくなってしまいます、
その場合は、カバー工法や葺き替え等の工事が必要になります。

 

カバー工法

 

カバー工法は、既存の屋根の上に新しい屋根を重ねる工法です。
新しい屋根を重ねることで、遮熱性や断熱性、そして屋根の耐久性を取り戻すことができます。

 

葺き替え

 

葺き替え(ふきかえ)は、既存の屋根をすべて取り外し、新しい屋根を設置、塗装をする工法です。
カバー工法でも補修しきれない場合や屋根の耐久性が寿命を迎えた場合に行います。

 

新築同様の屋根になりますが、大がかりな工事になるので費用も期間もかかります。

 

大きな屋根工事にならないためにも、定期的なメンテナンスとして屋根塗装をおこないましょう。

 

定期的な屋根塗装で快適な我が家に!

 

外壁塗装の屋根塗装費用相場は?塗り替えのタイミング・塗料の選び方

 

屋根塗装は、家を守るために非常に大切な我が家のメンテナンスのひとつです。
耐久性だけにとらわれず、定期的にプロにチェックをしてもらいましょう。
劣化が見られたときは大きな工事や構造自体への影響が出る前に、できるだけ早く対処することをおすすめします!

 

また、外壁塗装をする際は屋根塗装のチャンス!
是非この機会に屋根塗装をして、長く快適に過ごせる我が家にしましょう!