シリコン塗料での外壁塗装の費用相場は?メリットデメリット

シリコン塗料での外壁塗装の費用相場は?メリットデメリット

シリコン塗料での外壁塗装の費用相場は?メリットデメリット

 

シリコン塗料は、安価で耐久性も高い外壁塗装や屋根塗装でもよく使われる人気の塗料です。
外壁塗装を検討し調べている方は、シリコン塗料が候補という方も多いのではないでしょうか?
今回は人気のシリコン塗料の特徴、メリットデメリット、気になる費用を紹介します。

 

外壁塗装に使われるシリコン塗料とは?

 

シリコン塗料での外壁塗装の費用相場は?メリットデメリット

 

シリコン塗料は戸建て住宅でシェア率7〜8割を占めるほど人気がある塗料ですが、その特徴とは一体どういったものがあるのでしょうか?以下にまとめてみましょう。

 

  • 寿命は8〜15年(塗料のグレードにより異なる)
  • 遮熱機能が高い
  • 防カビ効果
  • 環境に優しい
  • 低コスト
  • 艶やカラーバリエーションなどが豊富

 

上記のように、シリコン塗料には外壁の美しさをキープしたり住み心地をよくするための性能があります。
「低価格の割に耐久性がいい」ということこそが、外壁塗装のシェア率7〜8割という人気を生み出している最大の秘訣と言ってもいいでしょう!

 

外壁塗装に使われるシリコン塗料と他の塗料との違い

 

シリコン塗料での外壁塗装の費用相場は?メリットデメリット

 

外壁塗装に使用される塗料で人気の高い「シリコン塗料」ですが、外壁塗料は他にも様々なものがあります。
これから外壁塗装をお考えの方に向けて、ここではシリコン塗料以外の塗料についてご紹介していこうと思います。
「シリコン塗料との違い」に焦点を当ててまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください!

 

フッ素系塗料はシリコン塗料よりも「寿命が長い」!

 

フッ素系の塗料はシリコン塗料よりも耐久性が高く、定期的なメンテナンスを行いにくい大型建物・外壁の劣化速度が速い場所にある建物などに使用されることが多い塗料です。

 

フッ素塗料は「外壁の汚れを弾きやすい」「酸性雨に強い」「紫外線に強い」「汚れが雨などによって落とされやすい」などといった特徴を持ち、シリコン塗料よりも上のグレードに位置しています。

 

シリコン塗料の価格よりも1.5倍ほど上がってしまうフッ素塗料ですが、耐久性は15〜20年と長くなっていますよ!

 

アクリル塗料は「とにかく低コスト」!

 

アクリル塗料は「外壁塗装をする際に使われる1番グレードの低い塗料」と言われていて、耐久年数は約5年。
価格はシリコン塗料の約半額になりますが、5年に1度の塗替えが必要なことから現在ではほとんど使用されない塗料です。

 

ウレタン塗料は「イマイチ使いにくい」塗料だった?

 

ウレタン塗料の寿命は8〜10年ほどなので、ちょうど「シリコン塗料とアクリル塗料の中間」に位置するグレードと言えます。
シリコン塗料よりも5年程度寿命を早く迎えるウレタン塗料ですが、なんとその価格帯は「シリコン塗料とほとんど変わらない」という種類のものも!
同じ金額を支払うのであれば、誰もでも耐久性に優れたシリコン塗料を選ぶことから、アクリル塗料と同じく「現在ではほとんど使用されることはない」外壁塗料です。

 

現在科学の賜物!新登場の「ラジカル塗料」が熱い!

 

まだ出てきたから数年しか経過していない「ラジカル塗料」は、今後主流の外壁塗料となる可能性が高いものです。
特徴的には「シリコンよりも安くて耐久性がフッ素並みにいい」こと!
実際の環境で10年以上経過した建物のモデルがないので正確な耐久年数は不確定ですが、今後さらに注目を集める塗料であることは間違いありません。

 

環境にとことん優しい「光媒体塗料」!

 

光触媒塗料は塗るだけで緑地と同じような「空気浄化効果」があるとされ、自然や環境保護のためにも大変役立つ塗料です。
光媒体塗料には「太陽光で汚れを分解→雨で洗い流す→カビや藻の繁殖防止」と言ったセルフクリーニング機能があるので、外壁をいつまでもキレイに保ちたいという人に最適な塗料!
耐久年数は15〜20年ほどで、価格帯はフッ素塗料よりも高くなります。

 

外壁塗料の最高峰!「無機塗料」

 

「耐用年数20〜25年」「価格はシリコン塗料の倍近く」という高性能塗料である無機塗料は、外壁塗料として使用される塗料の中でダントツのクオリティー!
寿命が長いだけではなく、光媒体塗料のような「セルフクリーニング機能」も持ち合わせているのが特徴です。
価格が価格なだけに使用する人は少ないようですが、今後注目を集めそうな塗料のひとつですね。

 

シリコン塗料の外壁塗装と屋根塗装

 

シリコン塗料での外壁塗装の費用相場は?メリットデメリット

 

シリコン塗料は価格と耐用年数のバランスが取れている人気の高い「外壁塗料」でしたが、実は外壁以外でも使用されることがあるってご存知でしたか?
ここではシリコン塗料の多様な用途について、詳しくまとめてみたいと思います。

 

外壁にシリコン塗料

 

外壁にシリコン塗料を使用するのは最もメジャーな方法で、新築で建てられる多くの住宅が外壁にシリコン塗料を選択しているという現状もあります。
基本的にはシリコン塗料の「3度塗り」にて施工してくれる業者が多く、1回1回の塗装が乾くまでに時間がかかるので、外壁塗装にかかる期間は一般的な住宅で10日前後となるでしょう。

 

屋根にシリコン塗料

 

紫外線や雨風の影響をダイレクトに受けてしまう屋根にも、シリコン塗料が使用される場合もあります。
屋根にシリコン塗料を使用する場合は「屋根トタン」「屋根コロニアル」「瓦屋根」などといった屋根材として使用されている材質の種類に応じて相場価格も異なってくることが多いでしょう。
一般的に、屋根トタンと屋根コロニアルの塗装は外壁塗装にかかる金額よりも安値になりやすい傾向が!

 

防水シリコン塗料(バルコニーなど)

 

バルコニーやベランダなど、劣化を放置してしまうことで雨漏りの原因にもつながってしまう場所へシリコン塗料が使用されます。
バルコニーなどの「防水性」が求められる場所においては、シリコン塗料の中でも撥水性能の高い「防水シリコン塗料」が使用されることがほとんど!

 

雨樋などにシリコン塗料

 

雨樋(あまどい)とは、屋根の雨水がそのまま流れて外壁をつたい落ちてしまわないように、屋根の雨水を排水させるための管です。
外壁にコケや藻などが繁殖してしまうのを防いでくれる雨樋は、水分にさらされる頻度が多い部分!
水分に触れる頻度が多ければ多いほど雨樋自体の劣化も早くなってしまいがちなので、シリコン塗料を使用して劣化の速度を遅くさせるメンテナンスも欠かせません。

 

外壁塗装に使われるシリコン塗料の費用相場

 

シリコン塗料での外壁塗装の費用相場は?メリットデメリット

 

外壁塗装の際に使用される塗料で人気No.1のシリコン塗料!
ここでは、そんなシリコン塗料の費用相場についてご紹介します。

 

シリコン塗料の費用

 

シリコン塗料の費用は、どのグレードの塗料を使用するかで異なります。
現在、外壁用の塗料として幅広く使用されているものをいかにまとめてみようと思います!

 

ファインシリコンフレッシュ(日本ペイント) 2,600〜3,200円/1u
クリーンマイルドシリコン(エスケー化研) 2,500〜3,000円/1u
セラMシリコン2(関西ペイント) 2,300〜3,000円/1u
ハナコレクションシリーズ(日本ペイント) 2,000〜2,600円/1u

※平米単価 3回塗りの場合

 

人気の高いシリコン塗料は上記のような価格帯ですが、中にはもっと低価格(1,500円〜1,800円/1u)のシリコン塗料もあります。

 

全国的に最も多い30坪台の住宅では、約80万円前後がシリコン塗装の施工金額というデータも!

 

シリコン塗料の施工費用例

 

ここでは、シリコン塗料を使用して外壁塗装を行った場合の施工費用例をご紹介します。

 

Y様宅 (愛知県)  施工費用 720,000円(消費税別途)

 

※以下、費用の内訳です

 

足場架設工事代 100,000円
高圧洗浄代 40,000円
塗装代 560,000円
下地補修代 20,000円

 

30坪台の住宅にかかる外壁塗装は100万円以内に収まることが多いようですが、40坪以上の大きな建物では、1回あたりの施工費用の合計が200万円近くなってしまう場合も!

 

外壁塗装に使われるシリコン塗料のメリットデメリット

 

シリコン塗料での外壁塗装の費用相場は?メリットデメリット

 

外壁塗装の塗料として人気の高いシリコン塗料ですが、メリットだけではなくデメリットもあります。
ここではシリコン塗料のいい点や悪い点に着目しつつ、シリコン塗料を選ぶ際の注意点についても触れていきましょう!

 

シリコン塗料のメリット

 

  • アクリルやウレタンに比べて寿命が長い
  • 耐久性がいい割に価格が安い
  • 汚れを弾いて外壁をキレイに保てる
  • 約600度という高熱にも耐えられる
  • 艶があり外壁をキレイに見せることができる
  • 塗料の種類や色、デザインが豊富

 

シリコン塗料のデメリット

 

  • 扱いにくいのでDIYには不向き
  • 重ね塗りには不向き
  • アクリルやウレタン塗料に比べると高価
  • ひび割れを引き起こしやすい
  • 種類によって価格や寿命が大きく異なる

 

シリコン塗料のグレードの差に注意!

 

一般的な種類のシリコンの耐久性が10〜15年だとすると、単層弾性という種類のシリコンは約7年前後で寿命を迎えます。

 

「この業者の見積もりは安いっ!」という理由だけで施工を依頼してしまうと、シリコン塗料の使用でも耐用年数がアクリルやウレタン塗料並みに短くなってしまうことも考えられます。

 

複数者から見積もりを取って価格を比較してみることは大切ですが、どのような種類のシリコン塗料が使用される予定なのかもきちんと把握した上で契約につなげてくださいね!

 

まとめ

 

シリコン塗料での外壁塗装の費用相場は?メリットデメリット

 

いかがでしたか?

 

シリコン塗料は外壁塗料の中でも価格と寿命のバランスに優れ、コストパフォーマンスの高い塗料です。
幅広い種類やカラーから選ぶことができる魅力がありますが、シリコン塗料の種類によって耐久年数や価格に大きな差が生まれてくることも避けられません!

 

  • グレードの低い塗料でメンテナンス費用を削減する
  • グレードの高い塗料でしっかり塗装し、次回のメンテナンス時期を延ばす

 

どちらにしてもメリットとデメリットが存在してしまうものなので、どのグレードのシリコン塗料を使用するかは現在の金銭状況や次回のメンテナンス時期を考慮しながら、しっかりと納得のいくまで検討することが大切になってくるでしょう。