サイディングボードの外壁塗装費用は?【張り替えと塗装の違い】

サイディングボードの外壁塗装費用は?【張り替えと塗装の違い】

サイディングボードの外壁塗装費用は?【張り替えと塗装の違い】

 

デザイン性も高く外壁材として人気のサイディングボード。
最近では建売住宅でも多く使われるようになりました。

 

おしゃれなサイディングボードですが、従来のペンキ塗装の外壁と同じく、経年劣化をするので外壁塗装は必要です。
ですが、サイディングボードの場合、塗装はできるのか?それとも張り替えなければならないのか、疑問ですよね。

 

そこで、サイディングボードの外壁塗装について費用相場とともにご紹介します。

 

サイディングボードとは?

 

サイディングボードの外壁塗装費用は?【張り替えと塗装の違い】

 

ここでは「そもそもサイディングボードって何?」「どんな特徴があるの?」という人に向けて、サイディングボードの詳細についてまとめました。

 

サイディングボードの特徴

 

サイディングボードとは「板状の外壁材」のことです。
建物の外壁材にこのサイディングボードを使用する場合は、釘やビスなどの留め具を用いて直接外壁に貼り付けて固定していきます。

 

塗り壁や漆喰などは、外壁に直接素材を塗っていく「左官仕上げ」が行われますが、サイディングボードを使用する場合は左官仕上げよりも施工時間の短縮になりやすく、また製品自体の価格も比較的リーズナブル!

 

サイディングボードの種類には様々なものがあり、シンプルなものから可愛らしいもの・クールなものなど好みに合わせて外壁材を選ぶことができるでしょう。
また、竿ディングボードの素材も「金属系」「木質系」「プラスチック系」などがあり、現在主流の外壁材となっています。

 

サイディングボードのメリットとデメリット

 

左官仕上げに比べて安値で施工することができるサイディングボードですが、ここではそのメリットやデメリットについてご紹介します。

 

メリット
  • 耐火性能がある
  • 品質管理が徹底されている
  • ・リーズナブル
  • デザイン性が高い
  • 種類が豊富で選びやすい
  • 施工期間が短い

 

サイディングボードは、現在新築される住宅に最も多く利用されている外壁素材です。
10〜20年前のサイディングボードに比べて最近のサイディングボードはとても機能性に長けており、最も人気を集めていますよ!

 

デメリット
  • 定的なメンテナンスが必要(ランニングコストがかかる)
  • サイディングボードのつなぎ目がダメになると雨漏りなどの原因になる
  • オリジナル性に欠ける場合もある

 

サイディングボードのデメリットは、何と言っても「定期的なメンテナンス」が必要になってくるということでしょう。
サイディングボードとサイディングボードのつなぎ目には「コーキング」をいう施工を施すのですが、このコーキングの寿命は一般的に「5年程度」だと言われています。
コーキングの性能が低下することで防水性も失われやすく、サイディングボートの劣化を早めたり雨漏りやカビなどの原因にもなってしまいますよ!

 

また、ホームメーカーによっては標準仕様で使用できるサイディングボードを固定しているところも少なくありません。
オリジナル性をとことん追求できる左官仕上げとは異なり、場合によっては「同じサイディングボードを使用している住宅がたくさんある」なんてことも

 

サイディングボードの外壁塗装は必要?

 

サイディングボードの外壁塗装費用は?【張り替えと塗装の違い】

 

板状の外壁材(サイディングボード)を建物の外壁面に貼り付けることで家の外装が成り立っていくわけですが、そもそもサイディングボードの外壁塗装は必要なのでしょうか?
ここではサイディングボードに外壁塗装が必要なのか、外壁塗装をしないとどうなってしまうのかについて詳しくまとめました。

 

外壁塗装の必要性

 

最近のサイディングボードは耐火性能もあったり品質管理が徹底されていたりと、数十年前のサイディングボードに比べればものすごく性能が上がっているのは確か。
しかし、どんなに耐久性に優れているサイディングボードでも、新築から数十年もたてば「紫外線」「日々の雨風」などの影響によって劣化していくものです。

 

そのため、耐久性に優れているサイディングボードであっても「10年毎に外壁塗装のメンテナンス」をすることが推奨されています◎

 

サイディングボードの劣化の目安

 

「10年毎に外壁塗装のメンテナンスが必要」とお伝えしましたが、建物の立地環境によっては10年以内にメンテナンスを行ったほうがいい場合も!

 

以下にサイディングボードの代表的な劣化症状をまとめておくので、症状が見られる場合は早めのメンテナンスを検討した方がいいかもしれません。

  • サイディングの色あせ
  • 塗装の剥がれ
  • サイディングの反り
  • 塗装の膨れ
  • コーキング(つなぎ目)の痩せやひび割れ

 

サイディングボードを使用した外壁材では、必ずボードとボードの間に隙間が生じてきます。
その隙間を埋めるためにゴム材を施工することを「コーキング(シーリング)」と呼んでいるのですが、コーキングはサイディングボードよりも耐久性が短くなっています。
そのため、サイディングボードよりも先にコーキング部分の劣化が見られることが多いので、ボードとボードのつなぎ目にある「コーキング部分」の劣化は特に注意して点検して行きましょう!

 

サイディングボードの劣化を放置すると

 

上記でご紹介したサイディングボードやコーキンング部分の劣化を放置してしまった場合、以下のような深刻なダメージにつながる可能性がぐっと増えます。

 

  • 雨漏り
  • 外壁のひび割れ
  • 外壁のサビ
  • 水分が建物内に侵入して建物が腐敗する

 

外見の見栄えが悪くなることはもちろんですが、劣化を放置し続けることによって建物自体の耐久性が著しく低下してしまう恐れもあります。
建物内に水分が侵入して腐敗を招いてしまう場合などは、かなり大掛かりなリフォーム工事となる場合も少なくないでしょう。

 

外壁塗装やコーキング部分のメンテナンスにはまとまった金額がかかってしまうものですが、劣化を放置することでそれよりもはるかに高額なメンテナンス金額が発生してしまうことが言うまでもありません!

 

サイディングボードの外壁塗装費用相場

 

サイディングボードの外壁塗装費用は?【張り替えと塗装の違い】

 

10年に1度のペースで行いたいサイディングボードの外壁塗装メンテナンスですが、気になるのはそのお値段ではないでしょうか?
サイディングボードの外壁塗装にかかる費用の相場をご紹介しますので、貯蓄の目安にしてみてくださいね。

 

業者に依頼した場合

 

サイディングボードの外壁塗装を行う場合、ほとんどの人が「専門業者に依頼する」という方法を選択するかと思います。
ここでは「塗装+コーキングメンテナンス」を合わせた費用の相場をご紹介してみますね!

 

1階部分の床面積に対する費用相場
  • 65u(約20坪) 40〜80万
  • 100u(約30坪)50〜90万
  • 130u(約40坪)70〜110万
  • 165u(約50坪)80〜120万
  • 200u(約60坪)110〜150万

 

大体の料金は上記のようになっていますが、使用する塗装剤の種類によって同じ床面積でも価格は倍近く変わっていることに気付かされます。

 

耐久性の比較的低いアクリル系塗料を使えば安い費用でできますが、品質が高く耐用年数も長いフッ素などの塗料を使えば費用も高くなります。

DIYした場合

 

「えっ?外壁塗装ってDIYできるの?」
と驚かれた人も多いと思いますが、結論からお伝えすると「外壁塗装でもDIYできます!」と言うこと。

 

ただ、外壁塗装をDIYで行う場合には様々な専門知識ややり方を事前に把握しておく必要があります。
なんの知識もないままDIYを進めてしまうと「結局業者に依頼して直してもらわなければいけない羽目に…」なんて自体にもなりかねません!

 

なかなか敷居の高い「外壁塗装のDIY」ですが、DIYが趣味の人からすれば好都合◎
足場や塗料・工具などを全て自分で揃えたとしても「合計30万円〜50万円程度」でできるので業者に頼むよりも10〜30万円ほどの節約ができます。

 

DIYはおすすめできない?

 

DIYでサイディングボードの外壁塗装を行う場合、費用は確かに安く済ませることができるでしょう。
ただ、問題なのは「仕上がり」と「危険性」の2つです。

 

外壁材はその家の顔ともなる重要な部分なので、失敗した…ではなかなか済まされないことも多いでしょう。
また、自分で足場を組んで2階部分を塗装したりすることを考えると、どうしても転落の危険性などが頭によぎってしまうもの…。

 

DIYで外壁塗装を行う場合でも最低30万円程度はかかってくる計算になることから、耐久性のやや低い塗料を選んでコストを抑え、業者に依頼した方が何かと好都合なのではないでしょうか?

 

サイディングボードの外壁塗装は塗装?張り替え?費用比較

 

サイディングボードの外壁塗装費用は?【張り替えと塗装の違い】

 

ここまではサイディングボードに対する外壁塗装の必要性やコストについてご紹介してきましたが、サイディングボードの外壁塗装には「塗装」と「張り替え」の2種類が存在するということをご存知でしたでしょうか?
今回はその2種類に焦点を当て、詳しくまとめていきたいと思います。

 

塗装と張り替えの違い

 

サイディングボードの「塗装」と「張り替え」の違いは、以下のようになっています。

 

  • 塗装→サイディングボードの上から塗料を塗る
  • 張り替え→既存のサイディングボードを撤去して新しいサイディングを張り直す

 

塗装は既存のサイディングボードを使用するのに対して、張り替えは新しいサイディングボードに交換することなので、当然「張り替え」の方が高値になってしまいます。

 

撤去して張り替える場合の費用相場

 

既存のサイディングボードを撤去して新しいボードの張り替える場合の相場は、サイディングボードの種類にもよりますが大体「180〜250万円」と言われています。

 

上記の金額の中には足場代20万円も含まれていて、総合的に支払わなければならない合計費用です。

 

上から重ねて張る場合の費用相場

 

既存のサイディングボードの上から新しい木下地や外壁下地・サイディングボードを張る「サイディングの重ね塗り」においては、足場代を含んで「150〜200万円」ほどの費用で行うことができます。

 

サイディングボードの重ね張りは「カバー工法」とも呼ばれていて、既存のサイディングボードの上から新しいボードを貼り付ける方法。
張り替えに比べて既存のサイディングボードを撤去する工程がないので工事期間が短くて済み、2重のサイディングボードのおかげで断熱効果や防音効果がUPするというメリットもあります!

 

塗装と張り替えどちらがいいの?

 

塗装には「費用が安い」「施工期間が短い」といったメリットがありますが、張り替えに比べれば施工後の耐久年数も短くなってしまいます。
そうすると次回のメンテナンス時期がすぐに来てしまうので、メンテナンス費用がかさんでしまうこともあるでしょう。

 

また、張り替えやカバー工法を選んだ場合は数百万円という大金が必要になってきますが、後10年間はメンテナンスもほとんど不要というメリットも!

 

一般的に「雨漏り」「外壁材の剥がれ」「外壁のひび割れ」などといった劣化症状が見られる建物は、新築や前回のメンテナンスから10~20年以上が経過していることも少なくありません。
そういった場合は塗装よりも張替えが適していると言えるでしょう。

 

「外壁が色あせてきた」「カビが発生してきた」「塗膜の剥がれがある」などといった比較的軽度の症状であれば、費用が安い塗装メンテナンスでも十分に効果を発揮できることもあります。

 

「塗装は10年に1度」「張り替えは30年に1度」などと言われることもありますが、どちらにしても素人の目からは判断しにくい問題です。
サイディングボードのメンテナンスを検討しているときは独断で判断せずに、信頼できる専門業者や新築時にお世話になったハウスメーカーの人に問い合わせてみるようにしましょう!

 

サイディングボード外壁塗装のおすすめ塗料

 

サイディングボードの外壁塗装費用は?【張り替えと塗装の違い】

 

サイディングボードの塗装におすすめの塗料はたくさんありますが、その中でも現在の塗装剤として主流になっているもの・人気の高いものを集めたのでご紹介します。

 

シリコン塗装

 

10年程度の耐久性があるシリコン塗装は、その他の塗装に比べるとリーズナブルでコストパフォーマンスに優れています。

 

防水塗料

 

雨が多い地域にある建物におすすめなのは「防水性能が高い塗料」です。
サイディングボードのつなぎ目であるコーリング目地部は、温度変化や振動の影響を受けやすい部位です。
そこから水分が侵入することで外壁そのものの耐久性が低下してしまうので、建物の耐久性を損ねないためにも「防水性に優れた塗料」の使用は非常におすすめと言えるでしょう◎

 

クリヤー塗料

 

サイディングボードの色や柄をそのまま反映させたいときにおすすめなのが「クリヤー塗料」です。
塗装後は透明な仕上がりになるので、元々のサイディングのデザインを邪魔しません!

 

低汚染塗料

 

「外壁をキレイに保ちたい!」という人には、外壁材に汚れがつきにくい低汚染塗料の使用が最適でしょう◎
特に白いサイディングボードは劣化とともに汚れやカビ・藻などが目立ちやすいので、積極的に汚れ対策をしてくれる塗料がおすすめですよ。

 

サイディングボードの外壁塗装にかかる期間

 

サイディングボードの外壁塗装費用は?【張り替えと塗装の違い】

 

サイディングボードの外壁塗装にかかる期間は、一般的な住宅で「2週間程度」と言われています。

 

「外壁塗料をサイディングボードの上から塗装するだけなのに2週間もかかるの?」と感じてしまいやすいですが、外壁塗装をするためには足場の設置や外壁材の下処理といった工程が欠かせません。
それに、塗料の種類にもよりますが2〜3度重ね塗りをしなければいけない場合が圧倒的に多く、塗料が乾くまでにも数日を要してしまうもの!

 

こうした様々な工程を経て外壁塗装は行われていくので、おおよその目安は2週間程度かかると頭に入れておいてくださいね。

 

まとめ

 

サイディングボードの外壁塗装費用は?【張り替えと塗装の違い】

 

いかがでしかた?

 

サイディングの外壁塗装は、建物の劣化速度を低速させるためにも欠かせないメンテナンスです。
外壁塗装にしても張り替えにしてもまとまったお金が必要になってくるので、メンテナンス時期を考慮して新築時からコツコツと貯蓄をしておくと安心ではないでしょうか?

 

大切な家族を守ってくれる家。次の世代にいい状態で引き継いでいくためにも、定期的なメンテナンスは必ず行うようにしたいですね!