フッ素塗料での外壁塗装の費用相場は?メリットデメリット

フッ素塗料での外壁塗装の費用相場は?メリットデメリット

フッ素塗料での外壁塗装の費用相場は?メリットデメリット

 

外壁塗装の塗料について調べていると必ず出てくる「フッ素塗料」。
塗料としては高級な部類に入りますが、耐用年数もトップクラス!

 

そんなフッ素塗料の特徴やメリットデメリットについて解説します。

 

外壁塗装に使われるフッ素塗料とは?

 

フッ素塗料での外壁塗装の費用相場は?メリットデメリット

 

フッ素塗料の特徴は、何と言ってもその「耐久年数の長さ」にあります。
現在、外壁塗装の主流となっているシリコン塗料に比べて5年ほど長く持つと言われていて、メンテナンスにかかる手間が省けるというメリットが◎
その分価格は高くなってしまいますが、メンテナンスしにくい部分への塗装としても需要が高まっていますよ!

 

以下に、フッ素塗料の特徴を簡潔にまとめてみたいと思います。

 

  • 耐久年数は約15?20年
  • 汚れを弾きやすい
  • 酸性雨に強い
  • 紫外線に強い
  • 4,000?4,500円/u(シリコンは2,500?3,200円/u)

 

上記のような特徴を持つフッ素塗料なので、一般的な住宅へは外壁塗料として使用されるのではなく「屋根の塗料」として使われるケースが多くみられます。
ただ、頻繁なメンテナンスが難しい大型の建物や橋(東京スカイツリー・レインボーブリッジなど)にはフッ素塗料が全面的に使用されているものです。
こうした実績から見ても、フッ素塗料には優れた耐久性が認められているといっても過言ではないでしょう◎

 

外壁塗装に使われるフッ素塗料と他の塗料との違い

 

フッ素塗料での外壁塗装の費用相場は?メリットデメリット

 

一般住宅の外壁塗装の約7割は「シリコン塗料」となっている今日ですが、フッ素にはシリコン塗料よりも優れた耐久性能がありましたね。
そこでここでは、外壁塗装に使用されることの多い様々な種類の塗料についてまとめてみたいと思います!

 

アクリル塗料(1,400?1,600円)

 

塗料の中で最もリーズナブルな外壁塗装用の塗料ですが安いぶん耐久性も低く、塗料の寿命は約5年。メンテナンス時期が頻繁に訪れることが予想されるので、現在ではあまり使用されることのない外壁塗料です。

 

ウレタン塗料(1,700?2,200円)

 

寿命は約10年前後とアクリル塗料よりは長いので、シリコン塗料が出てくるまでは外壁塗料の主流でした。
現在はシリコン塗装が主流となっているので、アクリル塗料同様あまり使われていません。

 

シリコン塗料(2,300?3,000円)

 

シリコン塗料は現在の外壁塗料の主流になっている塗料で、種類やカラーが豊富で選ぶ楽しさを体感できます。
金額が高いものほど耐久性も高く寿命は10〜15年ほどで、種類によっては遮熱機能のあるもの・汚れにくく高耐候性の高いものなどがあります。

 

フッ素塗料(3,800?4,800円)

 

フッ素塗料はシリコン塗料よりも耐久年数が長いのですが、その分お値段も高めでシリコン塗料の1.5倍?2倍程度はすると考えてください。
寿命は約15〜20年で、大型建物や橋などによく利用されています。

 

光触媒塗料(4,200?5,000円)

 

原料に「酸化チタン」が含まれている光触媒塗料は、緑地と同じ空気浄化効果が期待されている自然環境にもいい塗料です。
太陽光によって汚れを分解して浮かす「セルフクリーニング効果」があるので、外壁も汚れにくいでしょう。
浮いた汚れは雨によって洗いされ、さらにはカビや藻の繁殖も防いでくれる効果もあるんだとか!

 

無機塗料(4,500?5,500円)

 

無機物とは、石やレンガ・ガラスなどの炭素を含まない物質のこと。
紫外線による劣化が起こらないので、無機物自体は半永久に耐久するという特徴があります。
光触媒のようなセルフクリーニング機能も持っているので、メンテナンスはとっても楽チン。耐久年数は20?25年とされていますよ!

 

ラジカル塗料(2,500?3,000円)

 

ラジカル塗料は発表されてからまだ数年しか経っていない「注目塗料」!実際の環境で10年以上経過した建物の実績はありませんが、耐久年数は15年前後と外壁材の中でも耐朽性に優れています。
シリコン塗料とほぼ同金額なのにシリコン塗料よりも耐久年数が長いので、今後シリコン塗料に変わって外壁塗装の主流になりそうな塗料です。

 

フッ素塗料の外壁塗装と屋根塗装

 

フッ素塗料での外壁塗装の費用相場は?メリットデメリット

 

耐久性に優れているフッ素塗料ですが、身の回りの建物や建築物を調べてみると「外壁に」「屋根に」と様々な部分へ使用されていることがわかります。
そこでここでは、フッ素塗料を外壁に使用する場合・屋根に使用する場合のメリットについてご紹介します!

 

外壁にフッ素塗料

 

フッ素塗料には「汚れを弾きやすい」「酸性雨に強い」「紫外線に強い」などと言った特徴がありましたよね?
こんな強みを持つフッ素塗料を外壁塗料として使う場合、どのような状況が考えられるのでしょうか。

 

  • 外壁が劣化しにくくキレイな見た目をキープできる
  • 外壁材によってはフッ素を使用できない場合がある
  • きちんとした知識がないと外壁のトラブルにつながる

 

上記に挙げた状況は、外壁塗料としてフッ素を選んだ場合に起こりやすい現象です。
フッ素の特徴でもある耐久性の高さによって外壁の劣化は穏やかでメンテナンスも楽ですが、外壁材の種類によってはフット塗料を使用することができない場合も!

 

「外壁材にサイディングを使用している」という場合は特に注意が必要です。
なぜなら、サイディング外壁は「コーキング(シーリング)」というボンドのような素材で目地が埋められているため。
このコーキングの上にフッ素を塗るとコーキングがひび割れてしまう可能性が高く、下手をすると雨漏りに繋がってしまう恐れも…!
そのため、サイディング外壁にフッ素を塗る場合には「フッ素を塗った後にコーキングを後打ちする」という手間が必要になってきます。
しかも、使用するコーキングは後打ちでも劣化しにくい耐久性に優れてものをチョイスする必要も出てくるので、金額も上がってしまいがちに。

 

このような専門知識をしっかりと把握していない施工業者に塗装を頼んでしまえば、「外壁の剥がれ」「ひび割れ」「雨漏り」などを招いてしまう確率が上がってしまうと言っても過言ではありません。
外壁塗料にフッ素を使用したいのであれば、業者選びは慎重に行いたいものです!

 

屋根にフッ素塗料

 

フッ素塗料はその高い耐久性が確認されているために、現在では「外壁よりも屋根」に好んで使用されるケースが目立ちます。

 

外壁とは異なり、屋根は紫外線のダメージを浴び続けていますよね?それだけではなく「酸性雨」「雪」などもダイレクトに当たってくる部分ですので、外壁よりも特に劣化が早いと言われています!

 

屋根は外壁とは異なり大きさも限られているので、価格の高いフッ素塗料を使用しても目玉が飛び出るくらいの価格UPにはつながらないことがほとんど◎
一般的な住宅なら5万円程度でフッ素塗料へ変更することも可能なので、劣化しやすい屋根部分にはぜひフッ素塗料を使用していきたいものです。

 

おすすめの組み合わせ

 

耐久性の高いフッ素塗料を使用して家全体を塗装したときに発生する問題があるのですが、おわかりいただけるでしょうか?
それは「屋根の耐用年数と外壁の耐用年数に誤差が生じてしまうこと」です。

 

屋根は外壁よりも劣化が早いため、同じフッを塗料で塗装していても「屋根の方が先に耐用年数がきてしまう」ことになります!
「外壁は20年」「屋根は15年」と言ったように耐用年数が異なると、メンテナンスも外壁と屋根別々に行わなくてはいけなくなり大変です。

 

そこでおすすめなのが「外壁はシリコン塗料×屋根はフッ素塗料」を使用するという方法です。
より劣化の早い屋根部分に耐用年数の長いフッ素塗料を使用することによって、外壁と屋根の耐用年数を合わせるという裏技◎
これなら屋根と外壁のメンテナンスを同時に行えるので管理者としても楽ですし、足場代などの費用も1度で済むので経済的ですよ!

 

外壁塗装に使われるフッ素塗料の費用相場

 

フッ素塗料での外壁塗装の費用相場は?メリットデメリット

 

メンテナンスのしにくい部分や、何十年もの耐久性を求められるビルや橋などへの使用が目立つフッ素塗料。
ここでは、比較的広範囲に及びやすい「外壁塗料」としてフッ素塗料を利用した場合の費用相場についてまとめました。

 

フッ素塗料の費用

 

フッ素塗料の費用は、30坪で「約100万円前後」と言われています。
外壁塗装として最も需要の高いシリコン塗料は30坪で80万円程度なので、全体的に見るとフッ素塗料にする場合+20万円ほどかかると考えてOK!

 

外壁の耐用年数は「フッ素20年」「シリコン15年」程度なので、5年間で20万円のコストがかかるとも考えられます。

 

  • +20万円を支払って20年持つフッ素塗料にするか
  • 15年しか持たないが?20万円のシリコン塗装にするか

 

フッ素塗料の耐用年数の高さはとても魅力的ではありますが、一般的な住宅への外壁塗料としてはまだまだシリコンに勝てないのが現状です。
フッ素塗料を外壁に使用したい場合は、価格はもちろん屋根の塗料との組み合わせや耐用年数に差が出ないかなども合わせて考えていきましょう◎

 

フッ素塗料の施工費用例
外壁にフッ素塗料を使用した場合の施工例をご紹介するので、費用の参考にしてみてください。

 

〜10坪 〜37万
11〜20坪 40.7万〜74万
21〜30坪 77.7〜111万
31〜40坪 114.7〜148万
41〜50坪151.7〜185万
51〜60坪188.7〜222万
61〜70坪225.7〜259万
71〜80坪262.7〜296万
81〜90坪299.7〜333万
91〜100坪

 

上記の価格は外壁塗装を行う場合に必要になってくる「足場代」「高圧洗浄代」「養生代」「下地調整代」などを含んだ総額です。
フッ素塗料にも様々な種類やグレードがあるのでこの価格をさらに上回るケースも考えられますが、上記の相場を目安に考えていただければと思います◎

 

外壁塗装に使われるフッ素塗料のメリットデメリット

 

フッ素塗料での外壁塗装の費用相場は?メリットデメリット

 

外壁塗装としてフッ素塗料を使う場合、メリットだけではなくデメリットも発生してくるものです。
ここではそのメリット・デメリットに焦点を当て、わかりやすくご紹介します◎

 

メリット

 

  • 高い耐久性を持つ(15?20年)
  • 外壁が汚れにくい
  • 藻やカビを防いでくれる
  • 防水性に優れている
  • 生涯メンテナンスの回数を減らすことができる
  • 施工後の保証期間が長い

 

フッ素塗料のメリットは、何と言っても「耐用年数が長いこと」です!
外壁にフッ素塗料を使用した場合は15?20年ほど持つので、生涯メンテナンスも少なくて楽々。
フッ素塗料は防水性に優れていてセルフクリーニング作用もあるので、外壁についた汚れが雨などによって流されやすいという特徴が◎
外壁に汚れがつきにくいので、いつまでもピカピカの新築気分を味わうことができるでしょう。

 

デメリット

 

  • 価格が高い
  • 施工業者によって耐用年数に差が出ることがある
  • 一般住宅へは使用されている実績が少ない
  • 質の悪いフッ素塗料も存在している
  • ツヤ感が出るので、マット感が好きな人には不向き

 

フッ素塗料の最大のデメリットと言えるのでは、やはり価格でしょう。

 

高い耐用年数で生涯メンテナンスの回数を減らすことができるのはとても魅力的ですが、フッ素塗料の種類によっては「シリコン塗装で15年ごとにメンテナンスをする」方が安くつく場合も!
また、一般的な住宅への使用はまだまだ実績が少ないため、施工業者もフッ素塗料の扱いに慣れていなかったりするケースも考えられますよね。

 

フッ素塗料の本領を発揮するためにも、一般住宅へのフッ素塗料の使用実績を持つ業者選びは欠かせません◎

 

まとめ

 

フッ素塗料での外壁塗装の費用相場は?メリットデメリット

 

いかがでしたか?

 

現在、一般住宅への外壁塗装として多く用いられているのはシリコン塗料ですが、耐久性や外壁の美しさを重視したい人にはフッ素塗料もおすすめです◎

 

ここでご紹介したフッ素塗料の特徴・メリットデメリットなどを踏まえて、慎重に業者探しをしてみてくださいね!